市民と野党をつなぐ三田の会ー虹の会さんだ

市民の力で、野党共闘を実現しよう。

2017 平和行進 in 三田 参加報告

 「2017 平和行進  in  三田 」に参加してきました。出発前に参加の団体、個人から平和へのアピールがあり、それぞれが平和への思いを改めて確認し合いました。コースは三田市役所前から駅前商店街、本町通りなどを経由して出発点に戻る約1時間の行進でした。途中シュプレヒコールを上げながら、原爆投下の記憶を風化させないために、この運動の継続の必要性を強く認識しました。

 広島、長崎に原爆が落とされて今年で72年目を迎えます。原爆投下のその年に21万人の人が命を落としました。世界で唯一の被爆国である日本は核兵器廃絶と世界平和のために貢献する使命があるはずです。この7月には「核兵器禁止条約」が国連加盟国の3分の2という圧倒的多数で採択され、人類史上初めて核兵器を違法化した画期的な条約です。安倍政権の進める政策は日本の平和を脅かすものであり、アメリカの核の傘の下にあるという日本政府はこの採択をボイコットしています。アメリカのために沖縄を犠牲にし、集団的自衛権容認でアメリカの戦争に加担できる安保法を成立させました。

 一方で福島第1原発事故の原因究明と東京電力の加害者責任を曖昧にし、原発周辺地域の避難解除を進め、原発事故の収束を強引に進めています。さらには原発再稼働を積極的に容認し、その輸出までも行おうとしています。

 平和憲法を無視し、時代錯誤の核抑止力を信奉し、日本を戦争ができる国にする企みを持つ安倍政権には強く反対しなければなりません。以下、広島の平和宣言の全文・写真(出典:毎日新聞)を掲載します。平和宣言にもある核兵器禁止条約」の推進については安倍首相は式典あいさつで全く触れていません。

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                                           広島平和宣言

 皆さん、72年前の今日、8月6日8時15分、広島の空に「絶対悪」が放たれ、立ち昇ったきのこ雲の下で何が起こったかを思い浮かべてみませんか。鋭い閃光(せんこう)がピカーッと走り、凄(すさ)まじい放射線と熱線。ドーンという地響きと爆風。真っ暗闇の後に現れた景色のそこかしこには、男女の区別もつかないほど黒く焼け焦げて散らばる多数の屍(しかばね)。その間をぬって、髪は縮れ真っ黒い顔をした人々が、焼けただれ裸同然で剥がれた皮膚を垂らし、燃え広がる炎の中を水を求めてさまよう。目の前の川は死体で覆われ、河原は火傷(やけど)した半裸の人で足の踏み場もない。正に地獄です。「絶対悪」である原子爆弾は、きのこ雲の下で罪のない多くの人々に惨(むご)たらしい死をもたらしただけでなく、放射線障害や健康不安など心身に深い傷を残し、社会的な差別や偏見を生じさせ、辛うじて生き延びた人々の人生をも大きく歪(ゆが)めてしまいました。

 このような地獄は、決して過去のものではありません。核兵器が存在し、その使用を仄(ほの)めかす為政者がいる限り、いつ何時、遭遇するかもしれないものであり、惨たらしい目に遭うのは、あなたかもしれません。

 それ故、皆さんにはぜひとも、被爆者の声を聞いてもらいたいと思います。15歳だった被爆者は、「地獄図の中で亡くなっていった知人、友人のことを偲(しの)ぶと、今でも耐えられない気持ちになります」と言います。そして、「一人一人が生かされていることの有り難さを感じ、慈愛の心、尊敬の念を抱いて周りに接していくことが世界平和実現への一歩ではないでしょうか」と私たちに問い掛けます。

 また、17歳だった被爆者は、「地球が破滅しないよう、核保有国の指導者たちは、核抑止という概念にとらわれず、一刻も早く原水爆を廃絶し、後世の人たちにかけがえのない地球を残すよう誠心誠意努力してほしい」と語っています。

 皆さん、このような被爆者の体験に根差した「良心」への問い掛けと為政者に対する「誠実」な対応への要請を我々のものとし、世界の人々に広げ、そして次の世代に受け渡していこうではありませんか。

 為政者の皆さんには、特に、互いに相違点を認め合い、その相違点を克服するための努力を「誠実」に行っていただきたい。また、そのためには、核兵器の非人道性についての認識を深めた上で、自国のことのみに専念して他国を無視することなく、共に生きるための世界をつくる責務があるということを自覚しておくことが重要です。

 市民社会は、既に核兵器というものが自国の安全保障にとって何の役にも立たないということを知り尽くし、核を管理することの危うさに気付いてもいます。核兵器の使用は、一発の威力が72年前の数千倍にもなった今、敵対国のみならず自国をも含む全世界の人々を地獄へと突き落とす行為であり、人類として決して許されない行為です。そのような核兵器保有することは、人類全体に危険を及ぼすための巨額な費用投入にすぎないと言って差し支えありません。

 今や世界中からの訪問者が年間170万人を超える平和記念公園ですが、これからもできるだけ多くの人々が訪れ、被爆実相を見て、被爆者の証言を聴いていただきたい。そして、きのこ雲の下で何が起こったかを知り、被爆者の核兵器廃絶への願いを受け止めた上で、世界中に「共感」の輪を広げていただきたい。特に、若い人たちには、広島を訪れ、非核大使として友情の輪を広げていただきたい。広島は、世界の人々がそのための交流をし、行動を始める場であり続けます。

 その広島が会長都市となって世界の7400を超える都市で構成する平和首長会議は、市民社会において世界中の為政者が、核兵器廃絶に向け、「良心」に基づき国家の枠を超えた「誠実」な対応を行えるような環境づくりを後押ししていきます。

 今年7月、国連では、核保有国や核の傘の下にある国々を除く122カ国の賛同を得て、核兵器禁止条約を採択し、核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されました。こうした中、各国政府は、「核兵器のない世界」に向けた取り組みを更に前進させなければなりません。

 特に、日本政府には、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」と明記している日本国憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい。また、平均年齢が81歳を超えた被爆者をはじめ、放射線の影響により心身に苦しみを抱える多くの人々に寄り添い、その支援策を一層充実するとともに、「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。

 私たちは、原爆犠牲者の御霊(みたま)に心からの哀悼の誠を捧(ささ)げ、世界の人々と共に、「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います。

平成29年(2017年)8月6日

広島市長 松井一実(かずみ)

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www.youtube.com

2011年右派メディアに出演の野党時代の安倍の映像。得意満面で現行憲法は占領軍の押し付けだと持論を展開。最後の方では現行憲法を「いじましい」とせせら笑っています。この男の人格の欠損が見て取れます。(動画時間20分)

7月27日の街宣報告

「虹の会さんだ」ではJR三田駅頭で街頭宣伝を実施しました

 7月27日(木)・午後5時より1時間ほど宣伝活動を実施しました。当会の会報誌を手渡し、戦後最悪の安倍政権の加計疑惑に対する国民の不信感が都議選以後、急速に高まっていることをアピール。支持率は30%を切っており、早期解散、総選挙で安倍自公政権に国民の審判を下さなければなりません。市民と立憲野党が野党共闘で選挙に勝利することが何よりも重要な局面に、国政が移ってきています。
 また、会の活動が拡大していくためには、何より入会者、呼びかけ人の新規獲得が必要です。会員の皆様の声かけ、あるいはブログを見てくださる方で未加入の方はぜひ「虹の会さんだ」へのご入会をお願いします。◎お問い合わせもお気軽に!

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会員によるJR三田駅頭でのチラシ配りと拡声器でのアピール

 

 

平和行進 in 三田 参加者募集のお知らせ

日本人が平和の誓いを新たにする8月6日

 広島、長崎の被爆から72年目の夏がやってきます。しかし、日本はアメリカの「核の傘」に守られているという安全保障政策を一貫してとり続けています。一方、2011年3月には福島第1原発事故に見舞われ、多くの住民が生活を奪われ、今も避難を余儀なくされる状況が続いています。避難解除も住民の納得が得られない形で進められようとしています。究極は福島第1原発廃炉の目処が全く立っていないことが全てです。放射能の怖さを知っているはずの日本でありながら、安倍政権は原発再稼働、原発輸出と真逆の政策を推進しています。

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1945年10月の原爆投下直後の広島市内 広島平和記念資料館ホームページより

核兵器禁止条約が国連で採択

 国連では核兵器を違法化する核兵器禁止条約が、採択されました(2017年7月7日)。国連加盟国(193カ国)の約3分の2にあたる122カ国の賛成(棄権1、反対1)で条約は採択されました。日本からは被爆者の方、日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)や原水爆禁止日本協議会(日本原水協)など市民団体が参加して、会議の成功のために奮闘しました。一方、日本政府は会議をボイコット!
 この条約採択の意義は、国際政治の主役が一部の大国から、圧倒的多数の諸政府と市民社会に交代したことが挙げられます。これまでの核兵器交渉といえば、核保有大国が主役で、内容はせいぜい「核兵器の管理」というもの。しかし、今回の「国連会議」では、核兵器禁止が正面からの主題となり、そして圧倒的多数の諸政府と市民社会が主役になりました。条約に賛成した国は122カ国ですが、それ以外の国からも市民社会の代表が参加し、核兵器の非人道性を訴えました。

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一部記事、表はしんぶん赤旗日曜版 7月16日号を参照

安倍政権の憲法改正は日本を戦争のできる国にすること

 安倍政権は、憲法9条の改正を企み、秘密保護法、安法法制、共謀罪法など次々と強行採決で成立・施行させています。立憲主義を否定し、アメリカ従属の外交・防衛政策に邁進しています。沖縄高江のヘリパッド建設、辺野古への基地建設の強行はその現れです。さらにはインド、パキスタン北朝鮮と核保有国の増大は、核の抑止力はまやかしである証拠です。日本は唯一の被爆国として非核3原則を守り、非核平和を目指す義務があります。

2017 平和行進 in 三田スケジュール 

◎ご一緒に行進して平和を守る、憲法を守る重要性をアピールしましょう!

日時●8月6日(日)午前9:00〜 集会とその後行進

場所●三田ビル前(三井住友銀行横)※雨天決行

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虹の会さんだ 街頭宣伝の緊急告知、参加者募集!

7月27日(木)、JR三田駅で街宣活動実施!

 安倍政権下の強行採決共謀罪法(犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法)が11日早々と施行されました。
 中身は新設するテロ等準備罪の適用対象はテロリズム集団などの「組織的犯罪集団」。2人以上で重大犯罪を「計画」し、少なくとも1人が現場の下見などの「準備行為」に及んだ段階で、計画した全員を処罰できるもので、テロは名目で政権に批判的な市民団体などを処罰対象とするもの。話し合っただけで不当な嫌疑をかけられる!ズバリ一般市民に圧力をかけ、萎縮させることが狙いです。

今こそ継続して安倍政権を終わらせる声をあげよう!

 安倍政権の立憲政治無視、民主主義否定、森友・加計疑惑に代表される政治私物化、稲田大臣の自衛隊PKOの日報隠蔽・虚偽答弁など国民を騙すことに何の躊躇もありません。自民支持の緩やかな支持層は今や離れてきており、コアな自民支持層も盤石ではない。公明なしでは選挙に勝てないというのが実情です。市民の皆さん、ご一緒に安倍政権退陣の運動にご参加お願いします。

【日時】7月27日(木) 午後5時〜6時

【場所】JR三田駅ペデストリアンデッキ

【主催】虹の会さんだ

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出典:画像は朝日新聞WEBサイトより。

稲田朋美防衛相と山本地方創生相、共に平気でウソをつく。安倍首相と取り巻きには、総じて主観(自分のいうことが全て正しいという思い込み)で事実を都合よく解釈して発言するというフェイク症候群が蔓延している。聞いている国民には全く信じがたいものばかり。

虹の会さんだNEWSの第1号の発行のお知らせ

都議選の自民惨敗で、世論は反安倍の流れに大きく転換

 安倍政権は都議選惨敗後も憲法改正の動きを改める気配は全くありません。これは国民を舐めきった態度であり、安倍政権流の「丁寧な説明?」で理解してくれるであろうという思い上がり以外の何者でもありません。7月24・25日の衆参で安倍首相、渦中の和泉補佐官も参考人召致で閉会中審査開催ですが、注目する必要があります。
 この間でも稲田大臣の自衛隊PKOの日報隠蔽の大臣承認疑惑や、山本大臣の獣医学部新設の事業者が加計学園であることを正式決定の2ヶ月前に獣医師会に伝えていたという疑惑。この加計には100億円以上の税金が注ぎ込まれます。この政権は平気でウソをつくのが常習化しています。政治私物化の安倍政権を退陣に追い込みましょう。

会報誌は会の活動と連携、国政の動きなどを要約してお伝え

 編集方針は会の活動報告、兵庫5区での野党共闘を目指す他の組織との連携、国政の動向などをお伝えします。その他タイムリーな情報も掲載。対象は基本は会員の方ですが、会の活動に共鳴する個人、団体にも読んでいただける内容にして行きたいと思います。またネット環境をお持ちでない方への情報提供のツールとしての役割も担わせます。第1号は発行人の独断で記事内容を急ぎ決定しましたが、今後は皆様の意見や投稿などお寄せいただいて、誌面充実を図りますので、よろしくお願いします。

木村草太さんの講演会にご参加を!日時9/5・午後5:30会場

 安倍政権の憲法無視の政治に鋭い指摘で論評を加える憲法学者・木村草太氏。メディア、講演会で現政権の政策の矛盾点をブレルことなく一貫して主張されています。開催場所は丹波市丹波の森公苑ホールで、前売り800円(当日1,000円・高校生以下無料‼︎)。選挙権を得る高校生や若い方もぜひ、この貴重な講演会に足を運んでください。憲法は国民を権力の横暴から守る、私たちの生活に密着した存在です。日本国憲法は悲惨な敗戦の中で国民が誓った平和への理念が集約されたものであり、決して安倍政権がいう「押しつけ」などではありません!

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緊急告知!7月11日 JR三田駅頭で街頭宣伝!

腐敗の自公安部政権に国民がレッドカード、退場の声を

強行採決共謀罪が11日に施行されます。政権に批判的な勢力を萎縮させ、悪法の元に取締る共謀罪。今度は9条改悪に、さらには緊急事態条項の創設まで言い出す始末。出来の悪い安部政権に危険この上ない権力の集中を許していい筈がない。安倍政権の国民無視の独裁政治は都議選の大敗北も全く反省なしで、政治の私物化の道を爆走し続けています。主権者は国民だということを蔑しするこの政権はもはや制御不能状態であり、党内の批判の声も散発的で全く力はありません。

7月11日・火曜 JR三田駅で街頭アピール、参加者求む

安部政権を倒すためには、地方からも積極的に声を上げることが何より大切です。誰が見ても安部政権の政権運営は常軌を逸しています。大敗北の都議選後の政権の動きを下記に列挙しましたが、これら事実を見ても現政権は打倒しかありません。日本の民主主義は安部政権を即刻退場させなければ、取り返しのつかないことになってしまう危険性があります。一緒に安部政権NO!の声をあげましょう。

FaceBook秋葉原の安部やめろの声に共謀罪で逮捕にいいねのボタンを押した自民の工藤衆院議員のほか、あの安部昭恵氏もいいねのボタンを押すという軽薄さ。

国税庁長官に森友疑惑で国有地の破格安値払い下げの虚偽答弁のあの財務省の佐川理財局長を当てるという前代未聞の仰天人事1

●安部政権のゴマスリジャーナリスト?の山口敬之氏の詩織さんレイプもみ消し中村格刑事部長が統括審議官に出世の仰天人事2

●沖縄でのAKBイベントに3000万円予算。一方で基地周辺学校の空調整備補助金廃止網タイツの防衛大臣稲田が発表。沖縄の基地犠牲を一顧だにせず、まさに脅し。

●噂によると安部お友達内閣は、都選の惨敗の避難を交わすために内閣改造を実施するか。稲田に金田の無能大臣交代させるようで、それで世論が騙せると思っている。仰天人事3に至っては、あの建設会社からの献金疑惑で雲隠れの元甘利経産相を内閣の重要ポストで復活させるそうです。

【日時】7月11日(火) 午後6時から

【場所】JR三田駅ペデストリアンデッキ

【主催】ピースパレード in 三田実行委員会

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加計が食い込んだ下村元文科相夫妻――驕れる安倍一強への反旗 #1

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文春オンラインが下村元文科相の夫人が加計に深く関与を指摘

 下村元文科相が都議選中の週刊文春の記事を選挙妨害として避難したが、実は夫婦共々加計理事長とはズブズブの関係を文芸春秋が記事にしている。因みに下村は記者会見で加計理事長と自身、妻の関係について言葉を濁している。例の首相の昭恵夫人下村今日子夫人とは大の仲良しで、加計理事長とも飲み仲間でもある。

昭恵氏と今日子氏は加計学園と米国の小学校との

姉妹校締結に尽力。加計理事長はお友達ってホント? 

 記事引用●本誌5月号「安倍首相『腹心の友』の商魂」でも触れたように、英数学館小は岡山理科大学を運営する学校法人「加計学園」傘下の小中高一貫教育の小学部だ。現在、加計学園グループを率いる加計孝太郎の長男役(まもる)が、経営母体である「広島加計学園」の理事長を務めている。
 この英数学館小学校が06年3月、米ヴァージニア州のグレートフォールズ小学校と姉妹校提携を結んだ。以来、毎年「イマージョンプログラム」なる英語の集中授業をおこなってきた。くだんのチラシは、姉妹校提携から7年後の13年のものだ。そこに2人の女性がコメントを寄せている。1人は安倍昭恵、もう1人が下村今日子である。
〈グレートフォールズ小学校との姉妹校締結の橋渡しをさせて頂き、大変光栄……〉
 昭恵の熱いメッセージに続いて今日子もコメントしている。
〈私がアメリカの小学校と英数学館のイマージョン教育同士の姉妹校提携の調印式に参列してから7年が経ち、今年小学校イマージョンクラス1期生が中学へと上がりました。英数学館は常に未来を見すえ、子供たちが夢や志をグローバルな社会で適えることができる最高の教育環境を与え続けています〉
 加計学園による米国の小学校との姉妹校提携は、第一次安倍晋三政権が発足する半年前のこと。奇しくも第二次安倍政権が発足した明くる年、提携の立役者である2人の夫人がチラシに登場している。首相夫人と文科大臣夫人、2人の間柄を会社組織にたとえたら、社長夫人と重役夫人のようなものだろうか。

下村求

 ※詳しくはwebから 次号に続きもあります。

bunshun.jp