市民と野党をつなぐ三田の会ー虹の会さんだ

市民の力で、野党共闘を実現しよう。

三田市は至急に抗体検査、PCR検査を!

コロナ「東京型」エピセンター発生? 「来月は目覆うことに」

 国会で専門家が危機感 総力での対策訴える 東京都の感染拡大が止まりません。7月16日の参院予算委員会で東大の先端研・児玉龍彦名誉教授が野党の証人として発言している。氏の現状認識は国内で変異した「東京・埼玉型のコロナウイルス」が猛威を振るっている状況であり、しかもいま見ている数値は2週間前のもの。このウイルスは2週間の潜伏期間を持ち、その後発症するCovid-19。発症しないとPCR検査でチェックできない!発症前の感染者は無症状時にウイルスを排出して他者に感染させている。要するに過去のデータを見ているわけで、無症状時に感染させている実態を考えれば、感染者はさらに増えている見るのが妥当だ。

※エピセンターとは感染集積地のことをいう。クラスターとはまるで違う、規模が大きい地域単位だ。それが新宿にできつつある。そこにウイルス大量排出者のスプレッダーが存在することで、大量の感染者が発生する。

三田市も集団感染の危険性が高いところで重点的に検査実施を!

 できないと言って座して構えていても、新型コロナウイルスは待ってはくれない。三田市内でも介護関係の施設でつい最近、感染が確認されている。当たり前のことが行政はできていない。第1波の教訓は検査体制が不備だったことが上げられる。感染履歴の検査には抗体検査で、症状が出ているところにはPCR検査を行う。予算は何とかなる額だ。無知と無関心は行政に許されていいはずはない。市民の命とくらしを守ることは美辞麗句のスローガンであってはならない。

 議員諸氏も積極的に検討して欲しい。精神論と自己責任のコロナ対策では限界だ。科学的知見をもとにコロナに対抗することが必須ではないか。議員も市民から一票を託されているはずだ。第1波後の時間があるにもかかわらず、無為な時間が過ぎてしまった。東京の感染拡大を目の当たりにようやくメディアも検査の必要性を言い出した。相変わらずの忖度ぶりだが、ここではそんなことを言っても仕方ない。時間が限られている。動き出して欲しいのだ。感染拡大を絶対起こしてはならない集団施設を優先で、検査を実施して欲しい。児玉龍彦名誉教授の国会証人でのPDFも添付しておく。行政関係者の積極的なアプローチがあることを願わずにはいられない。

https://www.ric.u-tokyo.ac.jp/topics/2020/ig-20200716_all.pdf